よくある質問
Frequently Asked Questions
- NSSC431DP-2の特徴を教えて下さい
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フェライト相とマルテンサイト相の複合組織です。主成分が16.5%Cr-2%Niであることから
一般的に使用されるオーステナイト系高強度材(SUS304:18%Cr-8%Ni)に比べ安価です。
素材は微細混合組織で、打ち抜き後のかえり高さが低く、打ち抜き性も良好で、金型の負担も減らす事ができ、
素材、加工コスト共に大幅低減が可能です。
用途例:プレスプレート、ラッピングキャリア、メタルガスケット、メタルマスク等
- 最終的に輸出するのですが、輸出用梱包は可能でしょうか?
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対応可能です。梱包後に指定場所まで納品致します。
また、輸出案件も実績豊富なので、世界各国に輸出対応可能です。
- ベーナイト鋼とは何ですか?また、どういった部分で使われますか?ベーナイト鋼の在庫はございますか?
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炭素鋼(多くはS55C・S60Cあたり)を素材として熱処理を施し、金属組織をベーナイト組織に変態させた材料です。
焼入鋼と似てますが、焼入鋼より硬度を低く作りその分加工性をUPさせてます。
弊社では日本製鉄㈱のベーナイト鋼を在庫しています。鋼種記号はNBS55、NBS60です。
用途的には板バネが多いですが、加工性もありますので、曲げ加工等を含めた成形のしやすさが焼入鋼よりあります。
- 加工屋さんが廃業してしまって困ってます。材料以外の対応はできますか?
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弊社は懇意にしている加工業者さんが沢山ございますので、製品対応も可能です。
一度ご相談下さい。
- サンプル品を入手したのですが、鋼種が分かりません。特定することは可能ですか?
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はい、可能です。当社はハンディタイプの蛍光X線分析計を保有しておりますので、鋼種の特定ができます。
分析結果についてはデータを提出致します。 - 特殊鋼とは何ですか?また、どういった部分で使われますか?
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最終の熱処理によってその素材の持つ力が最大限に発揮される鋼材です。
熱処理により硬くなり、バネ用途の靭性や、摺動面の耐摩耗性が発揮されます。
用途的には靭性部分で各種板バネがあり、摺動面の耐摩耗性の部分では、
スラストプレートやベアリングのリテーナー等に使われます。
弊社ではSK85/N63C/SUJ2/SCR420/ベーナイト鋼を在庫しております。 - 冷延材と磨材の違いは何ですか?
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どちらも冷間圧延+焼鈍にて作られますが、磨材はこの工程を何度も行い
板厚精度を高めてます。平たく言うと手間暇かけて作られるのが磨材です。
従ってその分価格が高い事になりますね。
- 表記でCSPとあるのですが、どういった意味ですか?
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CSPとはバネ用に冷間圧延された物という意味ですが、
これだけでは不完全表記で、CSPの後に仕上表記が来て成立する表記です。
ステンレスバネ材であれば、CSPの後にH・3/4H・1/2H等の硬さ規格がきて、正式な表記となります。
多くはこのCSPを省かれるので、硬さ規格の表示のみで通じる事が多々あります。
例えばSUS304-H、SUS301-3/4Hは、正式にはSUS304CSP-H・SUS301CSP-3/4Hとなります。
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